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本秀康個展[DING DONG , DING DONG ]感想
ワイルドマウンテンのキャラクター、銀造に如実に表れているが、本秀康は子供を描くのが上手い。小さな子供特有の柔らかさ、滑らかさ、甘いにおいを紙面に再現しており、舌を巻く、シャッポを脱ぐ、画竜点睛を欠く、つるいちはまるまるむし。
で、こたびは原画を見ることが出来るとあって、その描き方の妙、といったものをひとつ確認してみん、と意気込んでみたのであるが、ブツを前にすると、ただひたすら「うまいなあ」なんて単純明快でアホみたいな感想しか思い浮かばなく、己の感想能力の低さにうつむいてしまう。で、うつむいて気付いたんだけど、にじ画廊の床はつやつやとしたフローリング。丁寧な掃除ぶりであり、客を迎えるにあたって細かいところにも手を抜かないところに感心。シャッポを脱ぐ。と、これはギャラリーに対する感想。

えー、本秀康作品の感想。
本秀康といえば厚塗り。厚塗りイラストレーションというのは、昔見たやつが、なんか一度にべたっと塗ったような感じで、絵を見るというか、絵の具を見てるような感じがして、しかもそれがちょっとひび割れてたりしたのでどうにも汚い感じであってわりと警戒していたのであるが、いやあ、本氏のは何層にも丁寧に塗り重ねてあって、実に繊細。筆あとの重なりが心地よい。シャッポを脱ぐ。

繊細といえば、色使いも。実にカラフルなんだけど、ハレーションを起こさない。一色一色を吟味して、塗るべき色をチョイスしているように感ぜられる。筆遣いといい、時間をかけて仕事に取り組んでおられる。シャッポ脱。

あと、フルカラーのアクリル(だと思う)作品の場合、一枚の絵の中での完成度といったものが統一されており、その分、子供が上手い、というような、突出した部分があまりなかったような。いや、当然レベルは高いんだけど。子供の場合は線画の方が生きてる。画材の持つ暖かさ・冷たさの問題なのでしかたないけど。

で、描き方の妙は多少はつかんだのかと言えば、えーと、つまり、これ、数え切れないほどの絵を描いた人じゃないと出せない味ですな、といったところ。あたりまえのところに奥義がある、といったあたりまえのことを再認識。

おまけ的にワイルドマウンテン2巻のカバー絵と、アーノルドフィギュアが展示されていたのが、お得感。

もう終わったので行けなかった人は悔しがるがよい。

余談。同ギャラリーで横山裕一の作品フランス語バージョンを2冊ゲット。サイン、原画付きで。ワーイ。

(アレクセイウエノフ)



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