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『北斎展』へ 再び
チケット売り場世間の皆様方は汗水流して働いて「ベリービジー。ド畜生め!」なんてストレス溜めておいでであるというのに、私はといえば、2005年11月22日(火)、代休なんぞ取らせていただいて、「申し訳ない申し訳ない」って平身低頭、それはそれでストレスを溜めつつ、ゴートゥー上野、は、東京国立博物館、すなわち月曜日の借りを返すべく(月曜に行ったら休館だった)、再度『北斎展』。

平日だしぃ、空いてるやろ、って、チケット売り場に赴いたらば、なんですか、この人だかり、って、その殆どがお年召した方々。かっ、しもた、仕事から解放されたご老体は美術鑑賞とかして暇をつぶすんか、って、今後の高齢化社会への対応のひとつのヒントを得つつ、でもやっぱりゆっくりじっくり見たいなあ、って入館したら、一層の人、人、人。「混雑しているのでこちらの会場からご覧下さい」って、この展覧会は北斎のおよそ70年に渡る画業を第1期から6期までに分けて展示しているのだけど、順番に見ることすら適わぬ、第3期から案内され、こう、私はCDアルバムとかでも1曲目から順繰りに聴くのが好きであるよって第1期から見たかったのだけど、まあわがままは言うまい、って、人波をかき分けたり揉まれたりして鑑賞。

で、まあ、結構苦労して見たのだけれど、あっさりと感想を述べれば、「古くさいなあ、北斎」といった感じであり、江戸時代の人なのだから古くさかったり辛気くさかったりは当然なのだけど、それにプラスしてこたびは環境の問題もあって、環境って言うのはすなわち、周囲にご老体がたむろしておるわけで、つまるところおじいちゃん臭にあてられてしまい、いっそう古さが増して見える。薄い髪の毛がぺちゃりと貼り付いた、赤茶けた後頭部が必ずと言っていいほど視界に躍り込んでくるし。

北斎の描く波であったり、樹木であったりにフラクタルを見出したり、動物を描く上で大事なのは動きのディテールなのだろうなあ(鯉のひれのゆらめきようとか)と思うたり、鳥の目玉が意外と生気がないことを発見したり、と、収穫もあったけれど、やっぱり絵というのは広いスペースでゆったりと眺めやるのが良いのであって、次回北斎を見る際にはもっと地味なところで見よう、と決意、っていうか、北斎の作品って大概が版画なのであって、すなわち印刷物・量産品。別に書物で見るだけでも充分な気が致しもした。と、いう感想はアウラとか別にどうでもいい、そういう世代の特有の感覚なのだろうか、っていうところが若干気になったりも、する。


(アレクセイウエノフ)



鳥

記憶スケッチ。北斎の描く鳥はこんな感じで、瞳がなかった
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